こんにちは。今日はメキシコでの食事についてお話したいと思います。
日本とは勝手の違うメキシコ。住み始めた当初は食材を買うのも一苦労でした。
私が住む地域では、あまり日本食材が手に入りません。タイミングが合えば、アジア食材スーパーで、冷蔵・冷凍のお野菜が手に入りますが、味はう~ん…といった感じ。品質もさることながら、お値段が高いのでアレもこれも買えないのが現状です。
肉類は豊富にそろいますが、魚介類は、冷凍です。季節の鮮魚などは無く、サーモンやエビ、鱈などワンパターンです。(種類だけでなく、品質も日本と比べると落ちますし、身も痩せています…)
それに加えて、メキシコ産のお野菜やフルーツは消毒が必須。(食品専用の消毒液が売っています)初めのころは、消毒した野菜を食べることに抵抗があり、皮に覆われた野菜(アボカドやニンジン、玉ねぎ、ジャガイモなど)しか買えずにいました。
当時は、ごはん(白米は手に入ります)とお味噌汁とハンバーグwith人参とジャガイモ、が定番。ハンバーグがから揚げに変わるか、肉じゃがに変わるか…
毎回同じようなメニューだと料理するのも楽しくないし、何より彼が可哀そう…
1ヵ月ほどで一念発起!メキシコ料理生活と向き合うことを決意しました。
まずは、野菜とフルーツの消毒から。そもそもなぜ消毒なんてするの?水洗いじゃダメなの?という話ですが、メキシコは土壌環境が良くないらしく、バクテリアや寄生虫が多く潜んでいるとのこと。このバクテリアや寄生虫が農作物に付着していることがあるため、消毒が必要なのです。
我が家では、「miccrodyn」を使っています。(スーパーで買えます)
大きなボールに水1ℓに対し7mlの1/4を入れ、10分間野菜やフルーツを浸しておきます。消毒の後はミネラルウォーター(飲料水)で水洗いをして布巾で水気をしっかりとって、冷蔵庫へ。下ごしらえできるものは、このタイミングで切ったり、蒸したり、冷凍したり、ある程度手を加えてしまいます。日本とは異なり、まとめ買いをして外出頻度を減らしているので、食材をおいしく食べきるためにも下ごしらえは必須なのです。
とは言っても、この作業が意外と手間で、買い物に行く日は夕食を事前に作るようにしています。(疲れてやる気にならないのです…)
慣れてしまえば、消毒も当たり前になっていきました。特に匂いが付いたり、味が変わったりすることはありません。この作業がルーティーンになってからは、様々な野菜を使うことができるようになり、料理が楽しくなりました。
ドキドキしながら手探りでメキシコライフを楽しもうと奮闘しております。
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