わたしの中で節約は、投資の種銭を蓄えるためにも重要な取り組みの一つと位置付けています。と言っても、これまで独身時代は好き放題だったので、迷ったら買う&高くても気に入ったら買うといった、お金にルーズな価値観を持っていました。ですので、わたしの場合はこの価値観を改めることからスタートしました。
節約への第一歩
まず家計簿をつけ始めました。1ヵ月どれくらいのお金を何に使っているのか知ることから始めました。なんとも情けないことですが、実際に消費している金額と自分の感覚に乖離がありました。
ダイエットと同じような感じだね。数字で把握することで危機感が出て、財布のひもがきつくなったよね。
そこから、流動費(食費・日用品・被服費・交際費など)に関しては自分なりに目標金額を設定し、毎月やりくりできるよう検証するようになりました。
家計簿をつける前と比較すると、流動費だけでも約30,000円の節約に成功しています。独身時代と比べると、50%くらいコストカットできていると思います。
節約への近道 大きな一歩となる固定費の見直し
実額で一番効果を感じることができる節約が固定費の見直しです。住居費や公共料金、通信費や保険料など、1から見直します。時間と労力がかかりますが、効果は絶大です!当たり前のように支払っている固定費ですが、実は節約できる方法が沢山あります。面倒くさい&難しそうで敬遠しがちな分野ですが、知らずに損しているかもしれません。今が勉強する絶好のチャンスです。
夫婦で相談して見直すと効率も上がるし、価値観も擦り合わせられるのでお勧めです。今後の家計管理の指針も築けて、グンと家計管理がしやすくなります。
我が家は10年以上契約していた生命保険を3件解約し、通信費も見直しました。住居費や公共料金はこれ以上抑えることはできませんでしたが、きちんと調べて比較することができて勉強になりました。
ライフプランが見えてくる
固定費を見直す中で、漠然とした『いつかは新築のマイホームを購入する』という考えが無くなりました。
わたしたちのライフスタイルにはどんなライフプランがフィットしていて、無理なく、心地よく、幸せに暮らしていけるのか話し合うことができました。
ライフスタイルといっても考え方は様々だと思います。わたしたちの場合は、主人が転勤する可能性があることや住居費よりも旅行にお金を回したい、家族構成によって部屋数や立地の希望も変わる可能性があるなど、様々な考えから、住宅ローンが組める年までは住み替えがしやすい賃貸物件で生活してくことに決めました。
つい先日まで、友人たちの意見に後押しされ、新築マンションの購入を夢見ていました。なんとなく、みんなが買うから、マイホーム購入は当たり前だと思っていました。
持ち家や新築を否定するわけではありません。その分住居費にお金をかけているということです。浪費に近いと思います。そこを考えた上で購入するなら、いい買い物をしたと思えて満足感が高まるでしょう。
価値観を持って
節約には選択が必要です。
すべてを捨てず(諦めず)に出費を抑えることはできません。いろいろと理由をつけて現状維持をすることは簡単です。その気持ちに負けないように、自分たちの価値観を持って優先順位をつけて、取捨選択していく力を育てましょう。
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