こんにちは。
今日は家計管理の中でも肝となる生命保険の見直しについてお話しようと思います。
生命保険って複雑ですよね。
解約するのは勇気がいるし…契約しておけば万が一の時に助かるし…そんなこんなで我が家もなかなか踏み込めずにいた苦手分野でした。
サットン家の保険加入状況
我が家は、夫婦2人暮らしです。それぞれ独身の頃から加入していた保険を、結婚後もそのまま継続していました。
夫は、変額終身保険と養老保険、妻は年金保険と医療保険に加入し、年間約60万円の保険料を支払っていました。貯蓄性の商品も含まれているとは言え、結構な額ですよね…
加入した目的は、夫は将来の積立、妻は万が一の入院保障と老後資金の確保でしたが、10年間加入内容を見直すことも無く、お守りのような感じになっていました。
加入してからの10年間を検証してみた!
『よし、生命保険を見直すぞ!』と決断し、加入していた生命保険の契約内容とこれまでの効果について、10年間を振り返ってみました。
証券を引っ張り出し、契約内容をインターネットで検索し…見直したいから真剣です!
①変額終身保険
運用実績によって保険金額や解約返戻金額が変動する保険。10年間の運用実績は年利約4%。保険期間は残り約20年。中途解約すると払込保険料の7割ぐらいしか戻ってこない。
→生命保険はあくまで保障ありき。保険料は全額運用に回るわけではありません。保障部分の費用や手数料などの諸費用が含まれています。わたしたちは保障は必要としていなかったので、生命保険での運用は辞めて、投資で運用することにしました。
②養老保険
払込期間30年、残り約20年だが、満期時の予定利率が約6%と高くない。解約返戻金は今の時点で6割強。
→①と同じ。30年で6%の利率なら、投資で複利の力を使った方が高いリターンが望めます。
③年金保険
払込期間35年、残り約25年。こちらも予定利率約7%と低い。解約返戻金は約8割。
→①②と同じ。25年~35年後に必要になる資金は、つみたてNISAや投資信託、株式、企業型拠出年金、iDecoなどですでに運用を始めています。
④医療保険
入院&手術給付を3度受けるが、給付額の総額は、総支払保険料とほぼ同額。
→20日間入院&6時間の大手術を受けましたが、生活を脅かすような支出ではありませんでした。生活防衛資金の範囲内で十分賄えることがわかったので、医療保険は不要と判断しました。
結論
我が家には生命保険は不要だという結論になりました。
漠然とした『万が一』のために、生命保険を頼っていましたが、他人(企業)に作られた価値観に流されていただけかもしれません。
自分たちの心配しているリスクを理解できていませんでした。
人それぞれ、家庭ごとにリスクは異なります。今回、自分たちのリスクを具体的に分析することで、どう対策を取ればいいのか、確認することができました。
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