住宅費をきっかけに変化した価値観

マネー

一般的に、固定費の中で多くを占めるものが住宅費と言われています。

 

ですが、私も夫も今まで会社の福利厚生の恩恵を受けてきたので、住宅費が家計に占める割合は食費以下で済んでいました。

お互い独身の頃は、住居(家の購入)について、現実的に考えてはいなかったのですが、ここ数年考える機会が増えました。

 

結婚当初は、いつか家が欲しいかも~なんて呑気に妄想していましたが、(先に結婚していった友人たちの新居が素敵すぎて、憧れを抱いていました)家計管理を取り組み始めてから、住宅費について真剣に考えるようになりました。

 

『一生住む家』なんて今決められる?

 

実家が転勤族だったため、沢山の家を渡り歩いてきた私としては、自由に住まいを選びたいという気持ちが大きくて、『憧れの持ち家、マイホーム』は憧れでしかなかったことに気が付きました。

それに加えて金銭的に不利なことが多すぎて…汗

会社から補助が出る間は、その恩恵を受けたいのが正直なところです。日本の不動産はあまり購入価値を感じられませんし。考えれば考えるほど、賃貸推しになっています。

 

夫自身も、マイホームを持つことへプライドを感じるようなタイプではなく、むしろこれからの時代はあらゆるものがシェアされていくから、所有することへの価値観は変わってきている、と考えている人。

 

夫と出会って大きく変わった考えが、『新築を選ぶ必要ある?』です。

 

 

私は、もともと古いタイプの人間で、これまでは当たり前のように新品を選択してきました汗

恥ずかしながら、これまでの人生、車も家も家具や洋服も…中古品やリサイクル品を買おうと持ったことがありませんでした。(会社員時代、住んでいたマンションやアパートも新築を選び続けていました汗)

よく考えてみれば、古くてもいいものは沢山ありますよね。今はフリマアプリも当たり前に利用しているし、レンタル家具・家電のサービスも優れていると聞きます。新品には目に見えない費用もかかっていて、特に家や車は広告・宣伝費や人件費などだいぶ上乗せされていることでしょう。

 

価値観は変わるなぁ…というか、無知って怖いなぁ。

 

もし、結婚せずに、我が道を進んでいたら、きっと新築分譲マンションとか買わされていたかもしれません。ローン組むには30代のうちに…とか、人気の駅近物件はすぐ売れちゃうんで…とか毎年のように勧誘がありましたから。

 

所有すること、物を選ぶことへの価値観を見つめ直す、いいきっかけになりました。

 

 

 

 

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