お久しぶりです。
帰国して数ヵ月、新居の片づけもだいぶ落ち着いてきました。何度も引っ越しを経験してきましたが、そのたびに物の多さにぐったりしています。特に海外を挟むと細かい規約があったりして面倒。
今回の日本帰任に際しては、4ヵ月前からコツコツと準備を進めてきました。
引っ越し4ヵ月前はとにかく断捨離!!
4ヵ月前は内示が出て引っ越し業者と日程調整を始めた辺り。
引っ越しの具体的な準備に入る前にまずは持ち物を減らしたくて、断捨離をスタートさせました。家具付き物件だったため、大きなものはあまりなかったのですが、扇風機や暖房器具などメキシコで買い足した家電や筋トレ器具を手放しました。洋服やカバンもたくさん手放しました。
ちなみに洋服は家政婦さんとその家族へ。家電は彼の同僚たち。筋トレ器具は庭師が引き取ってくれることに。
ちなみのちなみに、彼は引っ越しどころではなく。仕事の引き継ぎがとても忙しそうで、お金回りだけお願いしました。
3ヵ月前に一時帰国 新居を探します
内示が出る前に一時期帰国を計画していました。おそらく帰任が近いだろう…そのために休みをとっておこう、と彼が先読みして会社に申請していました。我が家は持ち家が無いため、帰国後に住む家を探さなくてはいけません。彼が一時帰国できなければ、私が一人で先に帰国して物件を探すか、オンライン内見で物件を決めることになってしまうので、この一時帰国はとてもよかったです。物件と合わせて大型家電も購入しました。引っ越した後は、なるべく早く冷蔵庫、洗濯機、掃除機を使いたかったので入居日に届けてもらいました。
また、引っ越し荷物で運べないような消耗品やすぐに使いたいキッチン用品、洋服、割れたら困る食器類はこの時にスーツケースで運び実家に置かせてもらいました。航空便や船便は時間がかかる上に海外の引っ越しは荷物が壊れたり無くなったりするケースをよく聞いていたので。
2ヵ月前にはスーツケース持ち込み分と航空便、船便を選別
この頃から収納場所を経路別に分け始めました。
航空便は到着までに大体1ヵ月半程度、船便は3~4ヵ月だと言われていました。すぐに使わないものや航空便のサイズに収まらないものは船便に、すぐに使いたいものはスーツケース持ち込みに、スーツケースに入りきらなそうなもので使用頻度の高いものを航空便に仕分けて、何度もシミュレーションをしていました。
また、消耗品はなるべく使い切るようパントリーの食材や調味料を毎朝チェックするようになりました。
1ヵ月前は毎週末送別会 ほとんと家で食事を取れない
この頃が彼も私も一番忙しい時期でした。送別会が頻繁に入るようになります。
会社のオフィシャルなもの以外はほとんどが家族同伴でした。パーティー大好きメキシコ人ですから、夕方スタートして明け方までが当たり前です。寝不足が続きます…。
でも今となってはとてもいい思い出です。みんな優しくて愉快な人たち、夫婦揃って帰国したくない気持ちでいっぱいになりました。
そんな中で、日本へ持って帰るお土産を買いに行ったり、メキシコ人の友人たちとお料理をしたり、最後のメキシコ時間を満喫していました。
引っ越し1週間前 靴、洋服やキッチン用品の最終お手入れ
靴、ゴルフバッグのお手入れをしていました。砂や芝などの汚れを取って、ゴルフボールの汚れも拭いて、砂や泥を持ち込まないように、と引っ越し業者の方に言われたので割と一生懸命洗った気がします。
洋服は衣装ケースのまま運べると言われていたので、なるべく引っ越し作業が早く終わるように、アイロンを掛けたり、畳みなおしたりしながら、衣装ケースにどんどんしまっていきました。
お鍋やポットを綺麗に洗って、しっかり水気を飛ばす作業もこのあたりで終わらせます。
ここから引っ越し当日までは、備え付けのキッチン用品で生活するようにしました。
引っ越し前日 航空便と船便をそれぞれ並べる
1階のリビングに航空便を、2階の踊り場に船便を、それぞれすべて並べました。寝室や客間などには一切引っ越し用の荷物は置かず(スーツケースで運ぶ分もしくは家主のものだけ)、また収納棚も全てからにして、テーブル、椅子、床に陳列させておきました。この作業がすごく気持ちよかったです。
メキシコの家が大きかったのでできたことですが、日本では絶対できません…足の踏み場もなくなります。
ここまでして欲しいと指示されたわけではなかったのですが、とても喜ばれました。作業が格段に速く終わったと。
引っ越し作業当日
朝10時から作業開始。と言っても、私は聞かれたことに答えるだけで、作業は引っ越し業の方が行います。1階に3人、2階に2人の方がそれぞれ梱包作業をしていました。とくに困ったこともなく、滞りなく作業が進められていきます。5時間くらいかかりますよ、と言われていましたが2時間半で終了。予定よりだいぶ早く終わって助かりました。
この後、家中を掃除してさらに昼寝もできちゃいました。
ここから2日後に家を引き渡し、そのまま早朝の便で日本に戻りました。
荷物を受け取ってみて
日本での引っ越し対応はさらに重労働でした。
というのも倉庫保管分もあったので忘れかけていたものがたくさん出てきたのです。
とは言っても、メキシコからの荷物に限って言うととてもスムーズな引っ越しができました。一時帰国でスーツケース6個分の荷物を先に運んでいたこと、さらに帰国時にも同様に荷物を運べたことで最低限必要なものは身のまわりに揃っていましたし、航空便と船便の仕分けを念入りにやったことで、一度に沢山の荷物を開梱することなくゆっくり新居をつくることができました。
かなり思い入れがあったので(引っ越しがプレッシャーだったので)昨日のことのように思い出すことができます^^;
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