キャリアウーマンから専業主婦へ①

料理・家事

こんにちは、サットン妻です。

 

今日はわたしの人生の転機についてのお話です。

自分の進む道に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

 

ちょっと長くなるので2部構成になります。

 

働く女になる、と覚悟した就活時代

わたしは、新卒から11年間、一部上場企業の総合職として会社員生活を過ごしてきました。

 

わたしが就職活動をしていた時代は、漫画『働きマン』やドラマ『anego』『離婚弁護士』など、キャリアウーマンが奮闘する作品が流行っていて、わたしもその影響をバッチリ受けていました。

 

✅やりがいのある仕事をしたい!

✅ずっと独身かもしれないから、総合職として働こう!

✅お金に困らないよう、福利厚生や給与水準が高い、安定した会社で働きたい!

 

わたしの就職活動の目標は大企業の総合職になるでした。

 

目標を設定してからは、ブレることなく、大企業の総合職枠に絞ってエントリーシートを提出するという厳しい就活戦線がスタートしました。

 

そして、わたしは目標通り、大企業の総合職として社会人生活をスタートさせました。

 

大企業に勤めたからこそ、踏み出せなかった転職活動

覚悟を決めて入社したつもりが、入社1年目で『3年も続けられないかも…』と同期に溢すようになりました。

 

 

仕事内容にやりがいを感じられない…しんどいだけで、ワクワクしない。

 

 

先輩を見ても、キラキラしている人はいませんでした。みんな大企業病にかかっていて、社畜の如く働いていました。

 

『やりがい』について悩んでいたわたしも、いつしか、働くモチベーションはお給料だと、自分の脳を洗脳し始めました。

 

お給料は同世代の会社員の中では多くもらっていた方だと思います。

会社では先輩方に、『給料はガマン料だ!』と言われていましたね。

 

それでも、毎日のように『転職したいなぁ』『でもこんなお給料もう貰えないよなぁ』と満員電車に揺られながら悩んでいました。

 

結婚ラッシュも他人事だった、20代後半

3年目を過ぎた頃から、同世代の結婚ラッシュが始まりました。

 

人並みに結婚式には参加しましたが、何度参加しても、『自分の時は…』と胸膨らませることはありませんでした。

わたしは結婚しないで一生独身かもなぁ…なんて冷静に考えていました。

 

そんなわたしとは反するように、友人たちは結婚を機に転職したり、退職したり、人生をどんどん変化させていきました。

 

30歳になる頃には、高校時代の仲良しメンバー10名のうち、わたし以外全員が何かしらの変化を遂げていました。

 

何も変わらない自分に焦りはありましたが、行動に移すことはできませんでした。

不安な気持ちに蓋をしたまま、忙しい毎日を何とかこなすことで精一杯でした。

 

あの頃は、四六時中仕事をしていました。

朝7時にはオフィスに行き、夜帰宅するのは23時過ぎ。もちろん隠れた時間外業務である、飲み会やゴルフ接待にも漏れなく参加していました。

 

健康ドリンクが手放せなくなり、ベッドで眠ることも少なくなりました。

 

『何やってるんだろう…』

 

好きなことややりがいのあることをしていたら、違っていたかもしれませんが、わたしは入社早々に、そのやりがいを諦めてしまったので、ボロボロになるまで働いた帰り道、いつも虚しさが押し寄せてきました。

 

〜キャリアウーマンから専業主婦へ②に続く〜

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